いろんな製品に共通して言えることですが、通常は値段が高い製品ほど高性能だったり、何らかの付加機能がついていたりするものです。

メガネにも、フレームやレンズの高い安いはあります。それは素材などが関係していることも有りますし、メーカーごとの値段設定が関係していることも有ります。

フレームやレンズのなかにはいわゆる高級と言われる部類の物があります。一般的なものと比較するとそれなりに値段がするものですが、ではそれらは値段相応に高性能なのでしょうか。

メガネの販売に携わっているある人の話では、一般のレンズで満足してもらえなかったお客さんがいて、どんなに高級なレンズに変えてもだめで、結局最初の一般のレンズに戻して度数を変えただけでなんとかなったというようなことはよくあるそうです。しかし、同じ度数でレンズを高級レンズに変えてどうにかなったというのは先の例と比較するとかなり少ないそうです。

また、ある調査によると、一般的なレンズと、高級と言われる部類のレンズのかけ比べをおこなったところ、見え方に明らかな違いを感じた例はほとんどなかったという結果もでていることから、実際のところ、もしかすると性能と言う部分での差はそれほどないのかもしれません。

とはいえ、高級レンズは高級レンズで良い点もある訳なので、もし気になる場合は、装用テストで実際に見比べた上で判断するのが良いのかもしれません。言うまでもなく、量販店などでセールストークにのせられるまま購入してしまうというの避けた方が賢明です。